小中高校生の吃音のつどい代表の佐藤隆治さんより、NHKカラフル「わたしのことばで伝えたい」の再放送について連絡をいただきました。
小学2年生の時からつどいに続けて参加してくださった須山かなさんが、小学6年生の時に撮影していただいた15分圧縮版が再放送されます。しっかりとどもりを出されて、どもりに向き合い、仲良しの友達に自身の吃音の説明されています。
吃音を悪いもの、直すべきものとしてではなく、共に人生の中で付き合っていくものとして、でしょうか。大人の場合、カメラ向けられちゃうと…、どもりが出なくなってしまう…(あれ?)のですが(無意識の内に隠しているというだけなのですが…)、隠したりせず、ちゃんとどもりつつ説明されているので、とてもいいです。
ご感想お寄せいただければ嬉しいです。
・10月8日(金)朝9時半から45分まで NHKカラフル 「わたしのことばで伝えたい」
・10月15日(金)朝9時半から45分まで NHKカラフル 「わたしのことばで伝えたい」
また、お時間ある方は、かなり前ですが…、同じ小6年生の男子ですが、朝日新聞に取材していただき、その際の連載記事もあります。 お母さまは、いろいろなところで母親としての体験などを話されていますので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
ご自宅に記者の方が3回訪問。訪問するごとに、暉君は打ち解けてきたのでしょう。少しずつ女性の記者に対して、自身の吃音が出るようになったとエピソードを聞いています。
逆では…?とお感じの方多いかもしれません。いえ、相手に対して安心できることで、ようやくどもれる、どもりを徐々に出せるようになった。警戒している間は、どもりさえも出せてなかったくらい、しんどかったということです。
何事も慣れなのです…、人と人との関係は。吃音であろうとなかろうと、吃音であってもちろんいいので、関係を自ら作っていく力こそ、つけたいものです。
まだ少し早いですが、高校入試の面接でお悩みの方いらっしゃいましたら、つどいスタッフの体験、様々…ですが、皆、なんとかかんとかですが、上手に乗り切ってきています。 いえ、なんとかかんとか…で良い、すばらしいのです。
次回のつどい開催はいついつです…と、なかなか発信できない…のが心苦しいのですが…、皆様、前を向かれて、どうぞ日々大切にお過ごしくださいますように。
個別にご相談ご希望の方がいらっしゃいましたら、どうぞご連絡いただければと思います。
小中高校生の吃音のつどい代表 佐藤隆治